【連載第198回】

スポーツの１年

　今年も残り約１カ月になりましたね。今年は、野球やラグビー、バスケットボール、バレーボールなど、スポーツの国際大会が多い年でしたね。男子バスケは、オリンピックの出場権を手にしたということで、テレビなどでも多く取り上げられていました。ラグビーは、グループリーグ突破はできませんでしたが、競合相手に善戦しており、次回以降の大会に期待を持たせる大会でした。
　そう言えば、１年程前にこの教室便りで、私はスポーツの事を取り上げていました。ちょうどサッカーW杯が始まる時期で、日本が強豪国ひしめくグループに入って厳しい戦いになるが、頑張ってほしいと書いたのですが、結果は強豪ドイツ・スペインを見事撃破し、グループリーグを見事突破しましたね。残念ながらベスト8進出はなりませんでしたが、日本の強さを充分世界にアピールした大会だったと思います。
　そしてもう１つ、野球(WBC)の事を取り上げました。こちらは皆さんご存知の通り、久しぶりの世界一を奪還しました。正直、野球に関しては世界で日本は上位にいると思っているので、当然といえば当然なのですが、やはり嬉しいものですね。実際に見に行くことはできませんでしたが、テレビでしっかりと応援していました。どの試合も素晴らしいものでしたが、決勝戦の前に言っていた大谷選手の言葉が特に印象的でした。「憧れるのはやめましょう」。今でもあの大会の事になると、テレビなどでも取り上げられ、名言となりそうな言葉です。確かに自分より上の存在の人に憧れると思うので、勝つにはそう思わず戦わないと、ということなのでしょう。私もどこかの場面で使いたいと思う一言でした。
　さあ、来年はオリンピックが開催されます。日本代表の選手達が、世界にその強さを見せつけるのを楽しみに、見れる限りテレビで応援しようと思います。頑張れ、日本！！

相原先生

 

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